コンテンツへスキップ

社会科学部生からみた社会科学部

    こんにちは、社会科学部1年の学生スタッフTです!

    今回は春から社会科学部に進学予定の皆さん向けに、社会科学部、通称「社学」に入学してもうすぐ1年が経つ私からみた社会科学部について紹介していきます。

    この質問は私が入学してから何度も尋ねられてきた質問です。

    おそらく多くの社学生が「よく聞かれる」と感じているのではないでしょうか?

    かくいう私も入学するまで分からない部分が多くあり、また入学後1年ほどが経過した今でも社学のすべてを把握できているわけではありません。

    しかし、社会科学部に入学して分かったことは、法学・経済学・商学・政治学などの「社会科学」を中心に、自分の好奇心に合わせて本当に様々なことを学ぶことができるということです。特に、社会デザインや開発学など様々な学問が関わっている社会科学分野を深く学ぶことができる点が社学の特徴だと感じています。

    まず1年生は社会科学の基礎となる「コア科目」を中心に時間割を組むことが多いです。この「コア科目」で様々な分野の基礎を学ぶことで、自分が実際に興味のある分野を知ることができます。2年生以降はその興味ある分野の「基盤専門科目」「先進専門科目」を履修したりゼミナールに所属したりして、専門性の高い授業を受けていくことが一般的です。

    入学して感じる社学の良さはやはり、様々な分野を広く学べること方向転換しやすい自由さだと思います。

    私は、入学前は社会デザインやマーケティングに興味があり、その分野を専攻しようと考えていました。しかし、様々な分野のコア科目や基盤専門科目を履修する中で、法学や社会保障といった他の社会科学分野や医学、プログラミング、人文学などにも興味をもつようになりました。

    また、社会科学部に限らずどの学部の人もGECの授業オープン科目を履修することができます。社学は必修が少ないため、これらの授業も履修しやすいと思います。

    私はGECの全学副専攻にも興味をもっており、現在「ソフトウェア学」に挑戦中です。

    これは、自由すぎる社学ならではの悩みなのではないでしょうか。一概に何かを専門的に学ぶ必要があるとは断言できませんが、私は将来的に自分の専門分野を決めたいと感じています。

    私は興味ある分野が広すぎて専門を絞れず、どのような授業を取るべきか悩むこともありましたが、体系的に学ぶために「アカデミックカテゴリーに沿って履修する」、「取りたい資格に沿って履修する」、「行きたいゼミを探す」などの方法を用いるとよいのではないかと感じました。

    社会科学部には16のアカデミックカテゴリーが用意されています。Webサイト上から見ることもできますし、合格後に配布される「必修科目登録の手引き」の中にも載っているので科目登録の際に参考にしてみてはいかがでしょうか。

    また、教職・博物館学芸員・図書館司書などの資格を取るための授業や、言語の資格・簿記などに関わる授業を履修することで、専門的な学びの結果として資格を得ることができます。こうはいナビにも教職課程を履修している社学生が複数名います!

    そして、2年生の秋から始まるゼミナールの一覧表をみて、興味あるゼミの先生の授業を受けてみることも良いと思います。

    私はこの1年で自分の興味の方向が幾度となく変わりました。そしてその興味に合わせて春学期と秋学期でかなり履修科目の分野が変わりました。それは様々な学問をつまみ食いできる社学ならではのことだと思います。私自身まだ専門にしたい学問分野を決められていないので、実際に授業を受ける中で絞っていくことも良いと思います!

    専門を決める場合も決めない場合も社学で様々な学問分野に触れることで、複雑化するこの現代社会を様々な角度から眺めることができるのだと考えています。

    社学は必修が少なく、少人数授業が少ないため授業だけではなかなか友達を作りにくいかもしれません。もちろん不可能ではないと思いますが、コア科目などの大人数の授業では一緒に授業を受けている人と話す機会があまりなく、私は友達を作ることが難しいと感じました。

    そんな私は、必修の英語の授業(「英語1-1」)、サークル、こうはいナビで友達をつくりました。

    授業で友達を作りたい方はぜひ、英語1-1、第二外国語、ラーニング・コミュニティといった少人数の授業で積極的に話しかけてみてください!

    きっと周りの人も友達になりたいはずです!

    (社学に限らず早稲田大学は規模が大きすぎるので、内部進学者のコミュニティや何人も早稲田に進学する高校のコミュニティによる疎外感はほとんど感じないと思います!私の高校からも何人か早稲田大学に進学しましたが、会おうとしなければ滅多に会いません。)

    忙しいサークルに所属すると大変なこともありますが、長い時間を共にすることで確実に友達との絆は深まると思います。

    こうはいナビのようなプロジェクトやボランティア団体に所属したり、大学生の多いアルバイトをしたりすることでも友達ができるかもしれません。

    私も来年からは新しいアルバイトや活動に挑戦し、様々な人に出会いたいと考えています!

    まとめ

    ・社会科学部では、自分の好奇心に合わせて様々な分野を広く学べ、方向転換もしやすい!

    ・「アカデミックカテゴリーに沿って履修する」、「取りたい資格に沿って履修する」、「行きたいゼミを探す」などの方法で専門を決められる!

    ・授業やサークル、アルバイト先などで友達を作ることができる!

    社学は自由が多くあり、各々の挑戦したいことに取り組みやすい学部だと思います!

    広く様々な分野を学ぶこともできますし、1つの学問を深く学ぶこともできます。資格を取ったり、留学に行ったり、部活動やサークル活動、アルバイトに力を入れたりすることもできます。今までやってみたいと思っていたけれどなかなか始められなかったことに挑戦することもできます。

    様々な大学生活の送り方が認められ、受け入れられているこの社学での、皆さんの学生生活が充実したものになることを願っています!