こんにちは!社会科学部3年のこうはいナビスタッフTです!
この度、集まった社会科学部、法学部、教育学部数学科、文化構想学部の同期4人でそれぞれの学部、学生生活の比較を行いました!
今回は社会科学部の私の大学生活について紹介します。他のスタッフからの質問にはQ&A形式で答えています。
この春から社会科学部に入学される方や、社会科学部に興味がある方の参考になれば嬉しいです。
※社会科学部のカリキュラムは、2024年度入学者から変更となっております。これに伴い、今回の記事とは、科目の名称等が変更となっておりますので、ご了承ください。詳細については、社会科学部の科目登録の手引きをご参照ください。
授業について
まずは社会科学部生である私の1、2年次の時間割を見てみましょう!
1年次春学期は21単位を取りました。
選択の余地が全くない必修を紺色、コア科目をオレンジ色、第二外国語を黄色、基盤専門科目を赤色で示しています。
コア科目と第二外国語は履修登録の前に決定されるものがあるため、実際に履修登録する必要があるのは足りない分のコア科目と基盤専門科目が中心になると思います。
コア科目は様々な学問の基礎を学ぶ科目で、1年生で履修することが多いです。その後に基盤専門科目、先進専門科目と専門性の高い科目を履修していきます。
基盤専門科目については空いている時間の中から惹かれる授業を取りました。「環境表現論Ⅰ」は絵を描いたり写真を撮ったりすることを通して周りの環境の見え方が変化していくとても面白い授業でした。
1年生の時はまだ学びたいことが決まっていなくても大丈夫ですか?
大丈夫です!コア科目では、法学、商学、経済学、政治学など様々な社会科学の基本を学ぶことができるため、まだ何を学びたいか分からない人にもぴったりだと思います。実際に学んで自分の専門を決めていくことができるのは社学の魅力だと思います。
火曜1限と4限の間の空きコマは何をして過ごしていましたか?
オンデマンドの授業をひたすら見ていました。オンデマンドの授業とは、好きな時間に視聴できる動画の授業のことで、自分のスケジュールに合わせて受講することができます。また、お昼にラウンジの席が混むので2限の時間にラウンジの席を確保していました。
1年秋学期
1年次秋学期は残りのコア科目4単位、英語3単位、第2外国語2単位、基盤専門科目10単位、合計19単位を取りました。加えて薄いグレーの科目「データ科学入門1」「データ科学入門2」「プログラミング入門」を卒業単位に含めずに3単位取りました。
時間割では分かりにくいのですが、「言語学(形態論)」は秋クォーター、「情報科学の基礎」は冬クォーターの授業で、秋学期の半分の期間で行われます。また、共にグローバルエデュケーションセンター(GEC)提供科目という全学部の学生が取ることができる授業です。GECでは興味深い授業が沢山開講されています!
春学期、秋学期を通してオンデマンドの授業が多いですね!法学部はほとんど対面なのですが…
社会科学部は対面の授業も沢山あるのでオンデマンドの授業をほとんど取らないこともできます。ただ、私はオンデマンドの授業が好きなので沢山取っています。履修登録の時はまずオンデマンドの授業から見ています笑
2年春学期
2年次は春学期20単位、秋学期20単位を取得しました。必修の授業は英語のみになり、かなり時間割の自由度が上がります。
1年次にコア科目の必要単位を取り切ったため、2年以降は基盤専門科目と先進専門科目を取ることがメインになりました。「民法5」は家族法について学習する科目でした。親族や親子関係などが法的にどのように扱われるのかを学ぶことができて興味深かったです。
社会科学部は学べる分野が幅広いため、興味が違うと友達と授業が被りにくそう…。友達と一緒に授業を取ることはありますか?
私は基本的に自分の興味第一で履修を組んでいます。2年次春学期は「哲学総論」だけ友達と一緒に取りました。確かに友達と相談しておかないと全く授業が合わないことがよくあります。
しかし一方で、多くの人が履修する授業は、相談していなくても友達が取っていることもよくあります。また、1人で授業を受けている人も多くいる印象をもっており、友達がいなくても浮くことはほとんどないと感じています。友達と一緒に授業を受けたい場合は相談して履修を組むといいかもしれません。
2年秋学期
2年次秋学期の時間割がこちらになります。
もうゼミナールが始まっているんですか?
そうです!社会科学部では2年生の秋学期からゼミナールが始まります。卒業に必須ではないですが、自分の専門を決められるため入る人が多いと思います。2年生の秋から始まることで早くから自分の学びの方向性を定めることができます。
私は社会科学総合分野の福祉社会研究ゼミに所属し、この秋は貧困・障害・ジェンダーの3グループに分かれ、そのテーマに関する文献の輪読やグループ発表を行いました。
こうはいナビには現在、社会科学部の2年生が5人所属していますが、他4人それぞれの所属ゼミが
・行政・地域自治研究(政治学分野)
・環境及び資源経済学研究(自然科学分野)
・メディアと言語の研究(人文科学分野)
・雇用社会の法(法学分野)
と同じ学部とは思えないほど様々です!
アルバイトについて
続いて、私のアルバイト遍歴を紹介します!
初めてのアルバイトは集団塾の塾講師で、1年生の間はそこで主な収入を得ていました。集団塾のアルバイトで貯金ができたため、そのアルバイトをやめてからは定期的なアルバイトをしない自由な時間を過ごしました。
2年生の秋からスーパーマーケットでのアルバイトを始め、教育系のアルバイトもこの春から本格的に始まる予定です。
選挙の撤去バイトは単発ですか?
1年生の夏に選挙が2回くらいあったのでその2回だけ行いました。日給4000円保証のアルバイトだったのですが、皆で協力して30分で終わらせたので時給換算8000円ととても割のいいアルバイトでした。
大学の実験はMyWasedaに載っているものですか?
そうです!経済学実験や人間科学実験に参加しました!MyWaseda>学生生活にアルバイトが掲載されており、簡単に参加できるので一時期はよく参加していました。
サークル活動について
私は、こうはいナビという大学公式プロジェクトの他、バドミントンサークルと写真サークルに所属しています。
大学公認のサークルに入りたいと思っていたため、公認サークルガイドを見て選びました。
中高でバドミントン部に所属していたためそれを続け、文化系のサークルにも憧れがあったので美術サークルや文芸サークルなど様々な新歓に参加し、最終的に写真サークルに入りました。サークルは抜けることは簡単ですが、入る時期が決まっているものも多いので新歓期に様々なサークルを訪れてみることをお勧めします!
サークルはインカレですか?早稲田生だけですか?
※インカレ:複数の大学の学生が入ることのできるサークル
バドミントンサークルは早稲田生だけ、写真サークルはインカレで他大学の学生も多く所属しています。特にそこはこだわりませんでしたが、インカレだと幅広い友達が出来る点が魅力的だと思います。
バドミントンサークルは部活みたいな感じで忙しいですか?
私が所属するバドミントンサークルは週2、3日の活動日があり、行きたい日にリアクションをする形になっています。参加しないといけない活動は全くないので、自分が行きたいときにのみ参加でき、自分の予定を優先できます。
早稲田のおすすめスポット
私がおすすめする早稲田大学のスポットは学生読書室です!早稲田大学の図書館といえば中央図書館が思い浮かぶ方も多いと思いますが、学生読書室も学部ごとに蔵書に違いがあって面白いです。
社会科学部の学生読書室は7階にあり明るくて過ごしやすいです。
学生読書室の前に廃棄の本が置いてあったことがあり、沢山本をもらうことができました!
社会科学部で廃棄される本にはどのような本がありましたか?
今週は法学、来週は経済学…というように週ごとに各分野の本が置いてありました。興味ある分野の本に限らず、全く学んだことの無い学問の入門書もいろいろ持ち帰りました!
大学生の夏休みの過ごし方
長期休みは大学生の醍醐味といっても過言ではありません。
夏休みも春休みも約2か月あり、過ごし方は自由です!
私は1年生の夏休みは集団塾の夏期講習のアルバイトが中心でしたが、2年生の夏休みはアルバイトも忙しくなく、ゆったりとした時間を過ごしていました。
隅田川花火大会に行ったり、納涼船に乗ったり、バーベキューをしたり、ひまわりを見に行ったりと、「the 夏!」といった経験をたくさんしました。
また夏休みに夏季集中講義を取ったり、こうはいナビの活動としてオープンキャンパスでトークライブを行ったりもしました!
かなり夏休みが長いのでこれだけ色々しましたが総じて「暇だ…」と感じることも多かったです。長期休みを有意義に使えるように計画を立てておくことが大事だと感じました。
大学生になってどう変わったか?
高校生の頃よりも自由が増えたと感じています。
お金や時間の使い方の幅が広がり、とても楽しい日々を過ごしていますが、時に自分が何をしたいのか、この時間をどのように使うべきかと悩むこともあります。この大学生の自由な時間は貴重だと思うので、将来良い使い方だったと思えるように過ごしていきたいと思います。
以上が社会科学部に所属するTの大学生活紹介でした。
社会科学部は自由な部分が多く、それぞれのライフスタイルに合った学生生活を送ることができるとても魅力的な学部だと感じています!同じ社会科学部生でも、留学、サークル、アルバイト、資格取得、趣味に打ち込むなど自由な時間の使い方は人それぞれです。
社会科学部に入学される方は、ぜひ自分に合った過ごし方を探してみてください。今回、法学部、教育学部数学科、文化構想学部のスタッフの大学生活と比較したことで、改めて社会科学部の特徴がよく分かった気がします。
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