皆さん、こんにちは。学生スタッフ商学部1年の I です。
突然ですが、皆さんは本を読むことは好きですか?
近年、読書をする人が減っているといわれています。
もしかしたら皆さんの中にも読書をあまりしないという方もいらっしゃるかもしれません。
令和 3 年に行われた国立青少年教育振興機構によると、本(紙媒体)を読まなくなった人は平成 25 年には 28.1%であったのに対し、平成 30 年には 49.8%と、約 20%増加しています。
確かにスマートフォンやタブレットといったスマートデバイスを用いて本を読む人の割合は増加していますが、増加率は約 10%であり、全体で考えてみると減少していることがわかります。
このような状況では将来的には読書離れが深刻になっていくと思われます。
皆さんにはこれからも読書を楽しんでもらいたいため、読書をすることのメリットについてお話していきたいと思います。
【1 リラックス効果がある⁈】
1つ目のメリットは、読書をすることによってストレスが低下することがあるということです。
イギリスにあるサセックス大学の研究によると、読書はストレス軽減に役立つという研究結果が出ています。
わずか 6 分の読書によって約7割ものストレスを軽減できるというものです。
これは音楽鑑賞をすることやお茶、コーヒーを飲むことよりもストレスの軽減効果があるということを表しています。
私自身、読書をすることが好きで読書をするととてもリラックスすることができるので、この研究結果に深く同意できました。
長時間読書をする必要はないので、コーヒー1杯を読書に置き換えてみませんか?
【2 子供のレジリエンスが高くなる⁈】
2つ目のメリットは、子供が読書をすることによってレジリエンスが高くなることがあるということです。
「レジリエンス」とは困難やストレスに直面した際に柔軟に乗り越えて、環境に適応できる回復力のことを指します。
東京医科歯科大学の研究によると、日本の小学生が本を読むことによって子供のレジリエンスを高めるという研究結果が出ています。
読書をすることだけでレジリエンスが上がるとしたらとても魅力的だと思いませんか?
【3 自己理解力が向上する⁈】
3つ目のメリットは、読書をすることによって(特に若年層にとって)自己理解力が高くなるということです。
東京学芸大学の研究によると、小学校から高校までの期間によく本を読んでいた人は大人になっても自己理解力が高いという研究結果が出ています。
若年層は自己理解力が低いといわれているので、読書をすることによって効果的に自己理解力を向上させることができるのではないでしょうか?
【4 信頼性の高い情報を手に入れることができる!】
4つ目のメリットは、読書をすることによって信頼性の高い情報を手に入れることができるということです。
現代では、インターネットを通して多くの情報が飛び交っていますが、その中には真偽不明の情報もあります。
本は多くの推敲や検証を経て出版され、情報の正確性が比較的高いといわれることが一般的です。
そのため、時間はかかるものの正確な情報を手に入れることができます。
私自身、インターネットを使って情報を手に入れることはありますが、出どころのわからない情報に関しては一時的に保留して、本などからより詳しい正確な情報を手に入れることが多いので、このメリットはとても理解できます。
ここまで4つのメリットを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
これ以外にも多くのメリットがありますが、すべてをあげることは出来ないので気になった方はぜひ調べてみてください。
そして、読書を始めてみる、または読書を続けるきっかけにしていただけたら幸いです。
【参考文献】
国立青少年教育振興機構(2021)「子どもの頃の読書活動の効果に関する調査研究」、
https://www.niye.go.jp/pdf/210811.pdf(閲覧日:2025 年 12 月 17 日)
腰越滋(2024)「小中高時 代の読書活動に関する体験が成人後の自己認識等に与える影響」『東京学芸大学論叢』第 3 集、pp.1-13.
Yukako T. et al., Reading Books Helps Children in Poverty Become More Resilient: Resultsfrom a Population-based Longitudinal Study in Japan, J. Epidemiol. 2025 Jun 21;36(2),pp.51-57.
