こんにちは!文化構想学部1年のKです。
年が明け、いよいよ受験が近づいてきましたね。今回はこうはいナビのスタッフにアンケートをとり、受験前日・当日の失敗談と、やってよかったことを集めました。ベストな状態で受験に臨めるよう、ぜひ参考にしてください!
目次(クリックでそのセクションまで飛ぶことができます)
【受験前日の失敗談】
- 早く寝られなかった
- まさかの前日に腕時計が止まった
あわてて100均で新しいものを買った
前日に寝られないのは受験あるあるですね。私も他大入試の前日は興奮状態で一睡もできませんでした。本命の文化構想学部入試の前日は確実に寝たいと思い20:30にはベッドに入りました。それでもやはり緊張と興奮で寝付けず、泣きそうになりながらも目を閉じて朝を待ちました。どうせ寝られないなら…!と血迷って夜中に勉強をしなかったので、試験中はなんとか頭を働かせることができました。
【受験前日にやってよかったこと】
- 早く寝たこと
- 前日は新しい問題は解かず少し復習をするにとどめたこと
- 前日は問題演習よりも振り返り重視
- 歴史の復習
確認したところが出題された - 塾の先生が書いてくれたメッセージを見直す
普段通りに過ごす - 当日に着る服を用意
休み時間に勉強する箇所を決めて付箋を貼っておいたこと - 教科ごとに試験直前どの参考書の何ページを見るか決めていた
- 並ばないお手洗いの位置をリサーチしていたこと
新しい問題を解かずに復習にとどめるのは大切です。前年度の過去問を受験前日に解こうとする人がいますが、私はおすすめしません。もし前日にその過去問を解いて結果が悪かったら、当日も引きずってしまいますよね。今までやってきた参考書やノートを見返すことで「これだけ勉強してきたのだから大丈夫」と自信がつきます。参考書やノートはお守りとして会場に持っていくのもアリです。
【受験当日の失敗談】
- ホテルの食事が多く食べすぎたこと
- 道を間違えて会場へ行くのにタクシーを使った
- 受験生だと思って制服を着ている人について行ったら
近くの高校に通っている高校生で大学にたどり着けなかった - 乗る予定の電車が運転見合わせをした
あわてて別のルートを探したので事前に2ルートは考えておけばよかった - 腕時計を忘れて焦った
普段つける習慣がない人は忘れがちなので当日着けていくのではなく
あらかじめカバンに入れておいてもいいと思う
私は他大の入試に向かう際に、地方出身ということもあり乗換駅の新宿駅で迷ってしまい、息を切らして会場に着いた頃にはすでに試験監督が注意事項の説明をしていました。乗り換える駅や、駅から会場へのルートはあらかじめ確認しておきましょう。
また、腕時計はデジタルよりもアナログのほうが残り時間を把握しやすいのでおすすめです。腕時計を忘れてしまった受験生が結構いました。あらかじめカバンに入れておくと安心ですね。
- 暖房が不十分な会場もあるためカイロを持っていけばよかった
- 厚着したら部屋の暖房でクラクラになった
- 教室の空気が悪かったのか疲れていたのか
英語の時間に頭痛がひどくなり集中して解くことができなかった - 寒さと緊張から休み時間ごとにお手洗いに行ったため
休み時間にやろうとしていた勉強はほとんどできなかった - お手洗いが並びすぎて英語の直前の確認ができなかった
- 試験中に尿意が止まらなくなった
休み時間ごとにトイレに行くべきだった
試験会場は寒かったり暑かったりします。私は手が悴むのを恐れてカイロを握っていましたが、手汗が止まらなくなり、つるつるの手でペンを握ることになってしまいました。
またトイレはとても混みます!試験会場によっては屋外に臨時女子トイレが設置されますが、男子トイレは屋内のみで大行列ができるので、休み時間に勉強する時間が減ることを考慮してください。
- 昼休みに滑り止めの結果を見てしまったこと
- 休み時間に合否結果を見てしまいへこんだ(感覚的に受かったと思っていた)
- 休み時間に受験掲示板を見てしまいその後のパフォーマンスに影響が出た
休み時間に合否結果を見てしまうと、合格していたら妥協してしまうかもしれませんし、不合格だったら試験中も引きずってしまうでしょう。いつ発表を見ようが結果は変わらないので、本命の試験が終わるまで待つことを強くおすすめします。
また、易化したのか難化したのか、周りの受験生がどれほど手ごたえを感じたのか気になってしまうかもしれません。それでも受験掲示板だけは見ないようにしましょう。私は文化構想学部の入試の際、手ごたえのなかった英語試験のあと、休憩時間に掲示板を見たところ「易化」「簡単すぎる」などと書き込まれており、頭が真っ白になりました。その後の国語と日本史の試験中は相当落ち込んでしまいました。しかし、結局合格していたので杞憂にすぎなかったのです。受験は心理戦です。相手の精神を削ってやろうと考える人が出てくるのは当然のことで、私は根拠のない彼らの書き込みに踊らされていただけでした。今まで勉強してきた自分だけを信じてください。
【受験当日にやってよかったこと】
- 毎朝豚汁を朝食に食べたこと
- いつも聴いている音楽を聴くこと!
共テ・入試は「非日常」でドキドキするけどいつも聴いている音楽を聴くと「いつも通りの1日だ」と脳が錯覚して安心する(気がする) - 受験は毎回同じ服装で行った
いつも通りということで少しでも緊張を減らした - 着心地のストレスなく集中できるジャージで試験を受けたこと
- 体温調節できる服を着て行ったこと
いつもと同じ朝食、いつもと同じ服装、いつもと同じ音楽…いつもどおりの状態で試験に臨むことで得られる安心感はとても大きいです。
服装に関して、試験会場で制服を着ている受験生は少なく、ほとんどの受験生が私服でした。私は体温調整がしやすく着心地のよいジャージで受験しました。試験会場ではいい意味で誰もあなたを見ていないので、おしゃれをする必要はありません。
- 電車の中でずっと日本史の資料集を見ていたらその中から出題された
- 最寄り駅まで電車で行かず歩いて試験会場まで向かった
(早稲田駅まで行かず高田馬場駅で降りて向かった) - 試験会場にはかなり早めに着いてトイレの場所などを確認しておいたほうがいいです!
教室に一番近いトイレが混んでいた時どこのトイレに行けばいいかなど会場を軽く下見はしておいてよかったと感じました - イヤホンを準備する(周りの声が聞こえないことは結構大事)
- ドア近くの席でとても寒かったが念のためブランケットを持って行ったので寒さを気にせず受験できた
- 塾の先生が書いてくれたメッセージを見直す
普段通りに過ごす - 靴の中にカイロを仕込んだこと
- 予備の時計を3つ持っていったこと
あえて高田馬場駅で降りて早稲田へと向かうことで、体を動かし目を覚ますことができますね。ただ、高田馬場駅から早稲田までの道は相当混雑すると予想されます。時間に余裕を持ちたい方は早稲田駅まで地下鉄を使いましょう。
先述のように受験は心理戦です。相手を揺さぶるために「余裕だったわー」と言いふらす人がいるかもしれません。そういった声をシャットアウトするためにイヤホンや耳栓があるといいですね。
- 緊張で食欲がなくなった時に備えて飲むゼリーを持っていったこと
- 試験前にお菓子を食べたこと
- inゼリー(ラムネ味)で頭を冴えさせたこと
- 解答用紙回収のあと解散の前に手を挙げてトイレに行ったこと
試験開始5分前になると多くの受験生がラムネとinゼリーラムネ味を口に流し込む奇妙な光景を目にすることになるでしょう。実際、私はそれらのおかげで90分間集中できたのでかなりおすすめです。ただ、大学近くのコンビニではラムネやinゼリーは基本的に在庫を切らしているのであらかじめ買っていきましょう。
また、私の試験会場であった15号館は大教室のため、解答用紙の回収とその確認に15分程度の時間を要しました。その時間に挙手をして、お手洗いに行くのも作戦としてはありだと思います。ちなみに15号館の椅子は独特な形をしており、私は3日ほど腰を痛めてしまいました。15号館で試験を受ける方は腰痛覚悟で試験に臨んでください。
おわりに
今回は早大生の受験前日・当日の失敗談とやってよかったことを紹介しました。今回紹介したものは早稲田入試に限らず共通テストや国公立二次試験でも役に立つはずです。私が個人的に最も大切だと思うのは、いつもどおりの状態で試験に臨むということです。着実に力をつけてきたみなさんなら、いつもどおりやれば大丈夫。
最後までお読みいただきありがとうございました。みなさんが入試で最大限の力を発揮できるよう、スタッフ一同応援しております。