皆さん、こんにちは!教育学部2年のTです!
本記事では、こうはいナビが早稲田大学で8月3日(土)、4日(日)にオープンキャンパスで実施した
2024オープンキャンパス企画~早稲田のナビ星~ トークライブ第6回「早稲田受験の心得②」の概要を紹介していきます!
第1回から第5回までの概要は既に公開されています。まだ読んでいない方は、ぜひお読みください。各回の記事へのリンクはこちらから!
トークライブ内容
自己紹介

今回のトークライブでは、司会の教育学部2年(以下、司会)と社会科学部2年(以下、社学)、法学部1年(以下、法)、国際教養学部1年(以下、国教)、文化構想学部1年(以下、文構)の4名のパネリストと行います!最後までお付き合いください!
学部・入試方式を選んだ理由

まず初めに、所属している学部を選んだ理由と入試方式を選んだ理由についてお聞きしていきます!

私が文化構想学部を選んだ理由は、興味の幅が広くて、高校生の時に何を専門的に学びたいかを決めることができず、早稲田大学の文化構想学部では1年次で様々な学問を学び、そこから自分の興味関心に沿って2年次に研究の専門分野を決めることができることを知ったからです。

入学方式は指定校推薦を選択しました。その理由は、学校の定期テストや部活動、委員会など、学校生活で普段から頑張っていたことを活かすことができる機会だと思ったからです。

私が法学部を選んだ理由は、姉の影響で法学に興味を持ち、司法試験を必要とする仕事に興味を持ったからです。


私が社会科学部を選んだ理由は、受験で数学を利用できる学部であることと、人間観察が好きで、知り合いに話したら、社会学を勧められたからです。

入学方式は一般選抜を選択しました。その理由は、これが自分にとって大きな節目になることと、もしかしたら最後の受験かもしれず、ラストの一日に賭けてしまうのもいいなと思ったからです。また、国立の受験を考えていたので、一般受験しか選択肢がなかったからです。

私が国際教養学部を選んだ理由は、人文系に興味があったが、文学部や文化構想学部に学びたいことがあるかが分からなかった。また、数学が苦手で政治経済学部や商学部にはついていけないと思った。このようなことを考えていたら、共通テスト模試が返却され、早稲田大学の他の学部と比べ、国際教養学部でより良い判定が出て、国際教養学部を調べてみたところ学びたいことがありそうだと思ったからです。

入学方式は一般選抜を選択しました。その理由は、国立の受験を考えていたからです。また、受験機会を増やしたいと考えていたからです。
受験期のメンタル面について

では、続いてパネリストの皆さんに、受験期のメンタル面の切り替えをどのようにしていたかについて聞いていきましょう!
パネリストの皆さんは、模試の結果が思うように出なかった時や過去問を解いていて、思うように解けなかったとき、どのように過ごしていましたか?

私はずっと、判定が出ませんでした。早稲田大学のオープン模試でも一番下の判定が出て、コメント欄に「志望校の変更を勧める」とメンタルにくる言葉が書かれていました。夏休みに初めて過去問を解いたが、全く解けず、「やめてしまおうか」と思いました。「本番じゃなくて良かった」「あと半年あるから大丈夫!」初めて赤本を解く機会だったから「緊張していて自分の実力を全て出せていない」と無理矢理こじつけていました。法学部に行きたかったので、「法学部には受かる!他の学部は知らない」と自己暗示をかけていました。

逆転合格の人も多いので、判定が出てない受験生の皆さんにはまだ諦めないでほしいです。


「私、頑張っているよね!?」と聞くことです!!!

「頑張っているよ」や「ちゃんとやっているよ」という声かけは何よりも自信に繋がります。また、無理矢理自信回復に繋げていました。

受験生だけでなく、高校1年生・2年生の皆さんも10秒でできるので是非やってみてください!
受験期の休憩時の過ごし方について

それでは続いて、受験期のメンタル面と共に休憩時間の過ごし方について聞いていきましょう。

私は受験期の休憩時間に罪悪感を抱くのが辛かったです。休憩しているのに、やることがたくさんあるという焦燥感からストレスが溜まってしまうことが多々ありました。それでは休憩の意味がなくなってしまうので、休憩をリラックスと勉強を半分ずつできるような時間にするように工夫していました。

とても器用ですね。私にはできそうにないです。具体的にはどのようなことをしていましたか?

例えば、Netflix で海外のドラマを英語版で字幕なしで観れば、休憩とリスニングの練習にもなって罪悪感が少し減る楽しい休憩時間になって良かったです。

私は休憩時間を休憩と割り切って過ごしていました。メンタル的には浮き沈みが激しかったです。浪人をしていたので、自分が行きたかった大学に進学した同級生が羨ましく、自分は負のループに入ってしまっていました。今思えば、そのようなときこそ、勉強するべきだと思うが、当時は、自分では、どうにもできなくなってしまっていました。

また、思春期のホルモンバランスに影響を受けやすく、色々な体調の不安があって、心の不調はしんどかったです。お医者さんに相談して、最後まで受験をやりきることができました。もし、体調不良が生活習慣を改善しても起きてしまったり、めまいなどの神経系の不調があったりする人はお医者さんに早く相談することをお勧めします。

体調不良が受験勉強からくるストレスだけではないので、思っている以上に体調不良が続く場合は、病院に行ってみてください!メンタルをよりよく保つことが大学受験のゴールの近道になるかと思います。

私は休憩時間にはとにかく寝ていました。睡眠にはかなりのリラックス効果がある。15分でも20分でもいいので、寝ることをお勧めします。

私はオンオフをしっかり切り替えるタイプでした。高校の進路指導室に自習のできるスペースがあったため、そこで友達と勉強していました。しかし勉強に飽きてしまうことが多く、身に入らなくなることがよくありまして…。そうすると、「プラスなことがない!」と、無理矢理のこじつけをして、騒ぎ始めました。特に歌いました。その騒ぎを聞きつけて、先生が一人注意しに来て、怒られて、そこからまた「勉強をしよう!」ということもありました。

勉強を楽しみながら、オフのために勉強を頑張っていたという感じです。騒ぎたくなったら、周りに迷惑を掛けずに適度に騒ぐことをお勧めします。

私は家で誰もいないときに好きな曲を聴きながら歌ったりして、気分を盛り上げていました。

勉強からくるストレスで声を出したくなることがあると思いますが、周りに迷惑をかけずに適度に行ってください。
トークライブ中に頂いた質問
TL中に頂いた質問に答えていきます!あくまでもパネリストの経験談となります。参考までにご覧ください。
Q1.英検、何級までとっていましたか?取得時期なども教えていただきたいです!

2級(中3秋ごろ)

2級(高2夏ごろ)

準1級(中2夏ごろ)

準1級(高2夏ごろ)
高校2年生の夏休み頃までに2級以上は皆さん取得していました。
Q2.Instagramのような娯楽のアプリいつから消していましたか?

私は高校生の時はInstagram等を入れていませんでした。 スマホはLINEを利用した事務連絡としてしか使用していませんでした😓

私は休憩の時はしたいことをしようと考えていたので基本的には消してなかったです。しかし、やる事が多すぎて見ている余裕あまりなかったです。

私はそもそも娯楽系のアプリを入れていませんでした。

私はInstagramをもともとやっていませんでした。NetflixやYouTubeなど動画の尺で時間が区切れるものは休憩時間によく見ていました!
勉強に忙しく、娯楽のアプリを入れていても見る時間が
あまり取れないと思うので、アンインストールしてもいいのかも!
Q3.世界史の勉強法を教えてください!

私は講義系の参考書を読んだ後に同じ範囲の一問一答を繰り返していました。また、同じ範囲を1日に何回も一問一答で確認していました。

志望校・志望学部の問題の傾向を知ることが大切です。出題されやすい分野だけでなく、出題者が何を問うているか、考えられるようになるのが理想的です。
私の世界史の勉強法としては、予備校のテキスト・プリントと学校の教科書で歴史の流れ(出来事同士の関連性)を意識してインプットしていました。アウトプットは国立の第一志望の過去問(短文記述、600字論述)で行いました。共通テスト後は、文化構想学部と文学部の過去問も知識チェックに使いました。息抜きには、「角川まんが学習シリーズ」の漫画を愛読していました!説明がきめ細かく、寝る前にゴロゴロしながらでも読めたのが良かったです。早稲田受験では、用語集の暗記が大切と思われることも多いですが、必ずしもそうではないと思います。
繰り返し流れや用語に目を通して、覚えることが重要です!
Q4.私大受験は何日連続で受けましたか?

私は連続では受けていません。(そもそもまとめて受ける方式などを利用したため受験回数が少なかったと思います。)

私は3日連続の受験予定でしたが、共通テスト利用で合格した大学の入試には行かなかったので2日連続の受験になりました。

私は2日連続の受験です。私大は2/9、12、13、15、17の計5日間に、早稲田3学部と他2校を受験しました。共通テスト利用を活用し、受験日数を極力減らすことを心掛けました。
共通テスト利用方式を活用して、
なるべく連続する受験日程にならないようにするのがお勧めです!
Q5.使っていた英単語帳教えてください。

私はターゲット1900を中心に使っていました。
受験期直前になってターゲットの熟語帳と英検準1級の単語帳も使用しました!

システム英単語、速読英単語上級編、赤本でよく見る単語(単語帳に関してはできるだけ黒字も覚えていました)を使っていました。

私は最後の仕上げとして鉄壁を使いました。

ターゲット1900の丸暗記はマストかと思います。加えてシステム英単語、システム英熟語をたまに覚えたり、長文問題に出てきて分からなかった単語を自分で書き出して自己流単語帳作ったりしていました!
使っている単語帳はしっかりと覚えましょう!
英文を読んでいて分からない単語が出てきたら、まとめておくのがお勧めです!
Q6.部活動との両立が難しいです。

私は週2日しかないゆるい部活でしたが、他大学附属校でしたので卒業する1ヶ月くらい前(受験のタイミング)まで部活動がありました。副部長だったので、事務作業がありましたが、「学校のことは学校で終わらせる」をモットーにやっていました。あとは部活も勉強も頑張れる自分に自信を持つというマインドも大事です!

高1生、高2生だとすれば、すでに勉強しようという意識があって素晴らしいと思います!(私は高2のとき部活や行事に明け暮れ、勉強がおろそかになっていたので。)高2までに学力のベースがしっかりしていると、受験で成功しやすいと私は思います。まずは未来の成功をイメージして、モチベーションを上げて欲しいかなと思います。部活で忙しいとしたら、まずは根強い苦手科目を攻略すると勉強の効率が上がりそうです。また、授業の予習復習に徹すると、苦手を引きずらなくて済むと思います。数学だったら、授業で解説する問題を事前に解いたり、授業の後に問題を解きなおしたり。古文漢文だったら現代語訳したり、わからない文法事項を調べたり。(注:色々語ってしまいましたが、私がこれらのことに気が付いたのは浪人時代になってからでしたので、参考までに!)

高3生で受験生であればより気持ちがわかります!私も高校3年生による有志演劇団体のリーダーとなり、9月中旬まで活動していたので、夏休みも受験勉強どころではなかったです。
これは学年に関わらず言えることでもあるのですが、集中できる場所を見つけてそこで勉強するのが私には一番良かったです。文化祭準備で疲れてしまっていても、気持ちを切り替えて勉強できました。さらに、部活仲間と勉強状況を確認し合ったり、おすすめの勉強法を教え合ったりすると、「勉強しなくちゃ!」という気持ちになるかもしれませんね。
部活のあと眠くて集中できない!という方(思い返せば、私も部活をやっている時期はなぜかいつも眠かったです)は、眠くないときに勉強できるようスケジュールを工夫できると良いですね。私は学校から予備校までの電車で仮眠を取りました。朝早く勉強するのも良さそうです。

すごくよく分かります。私が大事にしていたのは、部活の業務でも勉強でも、後回しにしてしまうと悪循環から抜け出せなくなるので、先を見越して常に今できることを探して行動しておくということです。それから、隙間時間を有効活用することも大事かと思います。電車バスの移動時間に単語帳で学習、歩いているときも頭の中で呪文のように中国史の皇帝の名前を唱えていました。
勉強の両立は大変だと思いますが、まずは、日ごとや週ごとでスケジュール管理をしてみてください。
Q7.受験期の不安への対処は?

個人的に、受験に真剣に向き合って、自分の状態と何度も協議できた人ほど自分の実力がわかってくるということがあると思います。つまり、「この大学のあの学部には受かる」というのがだんだん分かってくるということです。それは良いことでもあり、逆に不安を煽るときもあります。過去問分析で「あと何点上げるにはここをこうすればいいのだ。そのためには明日のこの30分をこう利用して…」と分刻みの勢いでやることを組んでいくと(頭の中でやるだけでもOK)必要なことが明確になって頭がクリアになります。

私は月一で友達と夜ご飯食べに行っていました。また、根拠のない自信を持っていました。

私は不安に呑まれて身動きが取れなくなってしまうタイプでした。今思えば、少しずつでも勉強を進めておけば良かったなと思います。しかし、気持ちが辛い時に勉強する気になれないと思うので、楽にできる勉強を探すこともお勧めします。
受験期は不安になることが多いと思いますが、思い切ってその不安ごとを忘れることもお勧めですよ!
Q8.おすすめの勉強法

古文や漢文は「古文デー」「漢文デー」を作って1日だけですべて1から終わらせるということをしていました。そうするとそのことしか考えなくていいし、古文や漢文は1日で終わる位の内容なのでお勧めです。

暗記系は1日に何回も同じところを周回することと、長文系は段落ごとに一言メモを書くことはお勧めです。
参考にしてみてください!
そして、自分なりの勉強法を見つけてみてください!
Q9.嫌いな教科、やりたくない教科は机に向かうのも辛いのですが、どうやって勉強していましたか?

私はある程度は無理をしてでも勉強しましたが、どうしても進まないときは好きな科目を勉強してやる気をのせていました。

読解系だったら「問題を解かなきゃ」という意識より「その文章の内容を知りたい」という気持ちで挑んでいました。世界史などは自分なりに頭の中でドラマを作ってみていました。

一番ツラかったのは日本史(特に論述)かなと思います。最終的には予備校の講習を入れたりして、向き合わざるを得ない状況にしていました。また、私は理数系が不得意ですが、それらの科目をやっていると不思議と達成感を得られたので、そこはあまり苦にはならなかったです。とはいえやる気が出ない日もあったので、そのときは父と一緒に勉強していました。

私はその日のノルマを決めて、それだけは絶対に達成するようにしていました。
勉強をしたくない教科への対処法は人それぞれです!
参考にしてみてください!
Q10.受験生の時の一日のルーティーンが知りたいです。

6:30起床
7:00出発30分間電車で単語
休み時間は単語など
15:00~18:30学校で自習
電車で30分単語
19:30~21:30塾の自習室で自習
寝る前に暗記だけ確認して
23:30就寝

一日のルーティーンというのはその人その人のおかれた環境によって大きく差が出ます。「他の人と違うからだめ」ということはありません。勉強に重きを置いて、休憩も忘れずに!
Q11.世界史と日本史を選ぶ際、どのように選びましたか?

私は日本史の方が小6で経験した中学受験の内容が生かせると思いました。また、カタカナの言葉をいきなり逆にしてしまう癖があり(例 マリーアントワネットがマリーアトンワネットになる)ケアレスミスを避けるためというのも一つの理由です。(早稲田は数学受験ですが他大学で日本史を利用しました)

私は世界史が好きだったからです。

私は、第一志望(国立)の二次試験で地歴2科目が必須だったので、世界史と日本史を両方選択していました。早稲田大学の受験では世界史を選びました。世界史の方が好きだったこと、早稲田の世界史の問題が自分の勉強スタイルに合っているように思えたからです。また、早稲田の日本史の問題が自分には合わない気がしました。
歴史科目の選択に当たっては、志望校の日本史/世界史の問題と、自分との相性を考えるのも良さそうです。

人は暗記するとき、音で覚えるタイプと文字・形で覚えるタイプの2タイプに分かれるらしいです。
私は音で覚えるタイプなので、漢字よりカタカナの方が覚えやすいと思って世界史を選択しました!
世界史・日本史で迷った時は、自分の興味や志望校の問題を見てみてから決めるのでもいいかもしれません。
Q12.現代文の勉強の仕方が知りたいです!

現代文は解きまくるのが一番早いと個人的には思っています。解きまくるとそのうち問題文を見なくても問題が予測できるようになってきます。また、文が長い選択肢は細かく切って少しずつ本文と照らし合わせていくと選択肢が選びやすいです。

筆者の主張と一般論の二項対立に分けて全ての文をそのどちらかに振り分ける意識をしながら読むことに力を入れていました。

これは予備校の先生の受け売りですが文章を図式化するのが一番良かったです。議論の中心になりそうな言葉や文を抜き出し、関連付けます。対比なら両端の矢印「⇔」対応ならイコール「=」といったように整理していました。

数をこなすことが大切な気がしたので、私は30分程度で解ける短いものを毎日やるようにしていました。
現代文は学力が向上しているかが分かりにくい教科ですが、自分を信じて頑張ってください!
Q13.国際教養学部二次試験でのライティングの具体的な勉強法を教えてください。

ライティングに関しては、以下の2つを意識して解くといいと思います。
①適切な構成を考えること
②正確に表現すること(適切な表現で書く、文法ミスをしないない)
国教の過去問をやり終えてしまった場合は、国立大の英作文の問題を解くことを個人的におすすめします。私は国立の問題しか解いていませんでした。しかし、語数が2倍ほどある国教のライティングも同じ要領で取り組むことができました。
②に関しては、和文英訳のように日本語の考えを英語で表現する基礎的なトレーニングが有効的です。
最後に、ニュースに目を通しておくことを強くお勧めします。英作文では基本的に自分の意見を問われるので、ふとした時に時事問題などの知識が役立つことがあり、ニュースなどを全く見ていないと、自分の意見を出しにくいケースもあります。
Q14.勝ち抜く人のメンタルは?

どんなに不安になってしまっても自分自身を信じてあげられる部分を心に持っておくことが大切かもしれません。自分の状態を見つめるときにできていないことや足りない事だけでなく、どこまでできているのか、足りていて十分なところはどこかも見てあげること。自分の実力を疑い続けることで正しく自分自身を評価できるのはもっともですが、自分を信じてこそ次へのやる気が湧いてきます。

謎の自信を持っている人(本番でいつもより上手く行ったりする)
様々なことに見聞が広い人(関係ない事でも自分なりの具体例を構築できる)
の二つがある人だと思います。
強気でかつ自分に自信を持つことが大事だと思います!とはいいつつもただ単純な自信だけでは実力は伴ってきません。受験勉強を積みかさねて入試日に自分の能力・状態をベストに持っていけるように意識していけるといいですね。
Q15.文系の人が使っていた数学の参考書教えてください!

1Aは青チャート、2Bは1対1対応の数学

予備校のテキストがメインでした。しかし、青チャートでも勉強していました。青チャートは分厚すぎて切りの良いところまで終わらせることができませんでしたが、解法を調べるのに役立ちました。学校では「スタンダード数学演習IA IIB」が配られました。取り組みやすい問題構成だと感じます。
受験生の方なら、『X大学の数学〇〇年』の類が良さそうです。志望校の問題が、レベル別にまとまっているものです。私は、予備校の先生に、「これを使って簡単な問題を選び、完答する練習をしなさい」とのアドバイスをもらい、使い始めました。
参考書は数多くありますが、一人で読んでいて「分かりやすい!」と思える参考書を使ってみてください!
Q16.試験当日の思い出を教えていただきたいです!

早稲田は社学しか受けていないのですが、その受験が理工キャンパスで行われました(利用する科目によるのかも?)。どの建物も一様に見えてしまう理工キャンパスに自分の緊張も相まってスタッフの「そこを右に曲がってください」の指示が「そこってどこ??」となっていました(笑)。 また、数学を解きながら得意なAの分野の問題が出たために「これは満点取れるんじゃ?」と我ながらかなり図太い神経で問題を解いていたような気がします(笑)

高田馬場駅から大学に歩いて向かっていた時、緊張でちょっと泣きかけた。(結局は「受かっちゃうんだろうな」って思って落ち着いた。)

文化構想学部を受験した時
併願校の合格発表がまだだったので、「落ちれないゾ!」と緊張しながらキャンパスに向かったものの、受験生が絶望的に多く、受かる自信が失せてしまいました。世界史があまりにも出来ず動揺しました。(幸い、他の受験生もそうだったらしいと、後日知りました。)帰りも本キャンから早稲田駅までの道が受験生でぎゅうぎゅうになっていて、早稲田駅からも人が溢れていたのが忘れられません。英語も詰めが甘いと感じ、色々焦りはありましたが、帰りの電車で音楽を聴きつつ気合いを入れ直しました。

文学部を受験した時
私大受験が続いていた(2/12, 13, 15, 17)ので、行くのが憂鬱でしたが、割とリラックスして受けられました。国語の時間でお腹が痛くなってしまいました……。腹痛対策大事!

国際教養学部を受験した時
早稲田の中で一番行きたかったので、気合いを入れて臨みました。過去問を一度も解かずに本番を迎えたせいか、試験終了直前にマークミスがぽろぽろ判明しだして大変焦りました。(あてはまるもの/あてはまらないものを選べ、の類)みなさまはどうかお気を付けください!
Q17.IELTSなどは受けていましたか?

国教の一般入試では、4技能試験のスコアを提出すると加点になるため、TOEFLを受けました。IELTSは受験しませんでした。
Q18.受験までに取っておいた方が良い資格などあれば教えて欲しいです

高校1年生などであれは英語が重視されている昨今英検準1級は無理をしてでも取得しておけるといいのかなと思います。併願の学校で加点や英語試験免除が狙えたりして便利です。

4技能試験のスコアは、早稲田に限らず、私大入試で提出を求められることが多いです。多くの場合、提出は必須ではないものの、加点を受けられたり、受験方式が増えたりといったメリットがあります。
英検を取得しておくことをお勧めします!
受験生に向けてのメッセージ

では、最後に高校生・受験生に向けてメッセージをお願いします!

受験勉強というのは、辛い場面があるかと思いますが、自分なりにリラックスできる方法を編み出しながら、一日いちにちを大切に過ごしていただけたらと思います。辛いことを乗り越えた経験は、必ず未来の自分の大きな支えになるので、明るい未来を信じて頑張ってください!

これで第6回「早稲田受験の心得②」のトークライブを終了します。最後までお付き合いいただきありがとうございました!
当日の様子
トークライブの様子です
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個別相談の様子です
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資料展示の様子です
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トークライブ各回の概要記事の紹介
以下のリンクから読むことができます!まだ、お読みでない方は是非読んでみてください!
最後に
2024年オープンキャンパス企画~早稲田のナビ星~ にご参加いただきありがとうございました!このイベントを通じて、早稲田大学の魅力を感じていただけたでしょうか?皆さんに早稲田への”みちしるべ”となりましたら嬉しい限りです。
今回ご参加いただけなかった方も全6回のトークライブ企画情報を通じて早稲田の雰囲気を感じていただければと思います。私たちこうはいナビは、未来の”こうはい”たち、すなわち高校生や受験生の皆さんに向けキャリアサポートを学生と職員が協力しながら様々なサポートを提供しています。
なびlogはもちろん、X(旧Twitter)やInstagramのSNSでも、早稲田の情報やイベントの告知を随時発信していきます。こうはいナビの企画はまだまだ続くので引き続きチェックしていただければ嬉しいです。
こうはいナビ一同、またどこかで、願わくは早稲田大学でお会いできることを楽しみにしています。今後もSNSのフォロー、なびlogの更新をおたのしみに!
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2024年度OC班リーダー陣