皆さん、こんにちは!社会科学部3年のJです!
本記事は、2024年8月に早稲田大学公式プロジェクト【こうはいナビ】により行われたオープンキャンパス企画のうち、 第5回トークライブ「○○学部でできること!」の内容をまとめたものになっています。
第1回から第4回までの記事は既に公開されています。ぜひお読みください。
各回の記事へのリンクは、このページの下にあります。
目次
▶自己紹介
今回のトークライブは
司会の社会科学部3年(以下、司会)と
社会科学部2年、商学部3年、先進理工学部1年、人間科学部2年
の4名のパネリストで行います。
最後までお付き合いください!
▶大学・学部を選んだ理由
まず、早稲田大学を選んだ理由や所属している学部を選んだ理由についてお聞きします。
私が社会科学部を選んだ理由は、まんべんなく学べる環境に惹かれたからです。
もともと会計学に興味がありましたが、大学までに会計学を学んだことが無く、分野をひとつに絞ることが不安でした。
また、会計学に興味がありながらも、地理や心理学なども学んでみたい気持ちがあったので、様々な学問が学べる社会科学部を選びました。
私が商学部を選んだ理由は、将来カフェを経営するという夢があり、商学系の学部に行きたいと思ったからです。
早稲田大学商学部では、3年生から経営や経済などの専門とするコースを選択できるため、在学中に専攻を考えていける点がいいと思いました。
また、起業を視野に入れていたので、起業家養成講座を受講できるのも早稲田大学の魅力の一つだと思いました。
私が先進理工学部を選んだ理由は、物理が好き!と感じていたからです。
応用物理学科は、宇宙物理、生物物理などから情報系、AIまで幅広い分野を扱っているため、将来やりたい分野が決まった時に自分に合う研究室があると思ったからです。
人間科学とは、「人間が作り出したものから人間を解き明かす」学問であり、心理学、統計・数字、地学、情報・AI、動物学など様々な切り口から人間を研究する学部です。私はその学際性に惹かれました。
早稲田大学は非常に大規模な大学なので、教授数も多いです。そのため、学問分野ひとつをとっても様々な研究ができるといえます。
この学際性は早稲田大学全体の大きな魅力といえますね!
▶学部に入ってよかったエピソード、入学前とのギャップを感じた点
人間科学部はスポーツ科学部とともに所沢キャンパスに設置されています。所沢キャンパスにいるのは主にその2つの学部生なので、知り合いがたくさんでき、授業やレポートの話がしやすいところがよかったと感じています。
入る前とのギャップは、学科(人間環境学科、健康福祉学科、人間情報学科)の違いがあまりない(個人の意見)ことです。強いて違いを挙げるなら、取得できる教員免許の科目が学科によって異なるということだと思います。
応用物理学科でギャップに感じたことは、他の学科(化学系、生物系)より必修科目が少ないところです(個人の体感)。
2限ですべての授業が終わるような日もあるので、教職課程の授業を受けたり、経済学や経営学など自分の専門分野と少し離れた学問を学ぶ副専攻をとったりしています。そのため、自由に使える時間が多い学科だなと感じています。
学科のいいところは、人数が少ないため仲良くなれることです。応用物理学科の1年生は100人程度のため、宿泊オリエンテーションなどを通じて自然と学生間の仲が深まりました!
少人数の学科だからこそできるイベントで楽しそうですね!
社会科学部に入ってよかったことは、学部内でまんべんなく学べるだけでなく学部外で学べる環境が充実していたことです。
私は興味のあった心理学を文化構想学部設置の授業で学びました。
また、会計学の基礎をつけるためにGEC(グローバルエデュケーションセンター)という機関が設置しているどの学部生でも履修ができる科目で数学の知識を身に付けました。数学の知識を会計学に活かし、今は自信を持って勉強しています。
社会科学部は様々な分野を学べる環境のなかで、自分で学問を組み合わせていくことに意味があります。
学部で取り扱っている学問領域が広い分、授業が少ない分野もありますが、そうした分野についても他学部で学べる機会があるのはとてもいいですよね。
▶授業、ゼミについて
続いて、パネリストの皆さんのゼミや好きな授業について紹介してもらいます。
私は3年生から分かれる6つのコースの中で経営コースを選びました。
「企業と環境社会」というゼミに所属し、企業の活動が環境にどんな影響を与えるかということを勉強しています。
ゼミに入ってよかったことは、少人数だからこそ出来る活動がたくさんある点です。例えば、来月には台湾の大学に行って現地の学生と交流をする予定です。これは早稲田の教授のレベルが高いからこそ出来ることかなと思います。また、大阪・神戸の大学と一緒に合同ゼミ、企業とのミーティングなどもやっています。
1、2年生までは基礎の学習が中心でしたが、3年生で実践の場が増えたことがすごく嬉しいです!
私が紹介するのは「理工学基礎実験」という授業です!
週に1回、2限~5限まで続けて行われる実験の授業です。おすすめの点は、実験器具の使い方、レポートの書き方などの実験の基礎が身につくことです。
また、理工全学部共通なので物理だけでなく化学や生物の実験もできます。大変な授業ではありますが実験の授業は少ないので貴重な時間だと感じています。
高校までは自分で実験をしたりレポートを書いたりする機会が少ないので、不安に感じる人もいるかもしれませんが、基本的なスキルを身につけられる授業があるので安心です。
社会科学部で好きな授業は「人文地理学」です。
私がこの授業を履修した理由は地理に興味があったからですが、中学社会科の教員免許を取りたい学生が多く受けている授業です。そのため他学部から受けに来る人も多います。
授業では、教授の話を聞くだけではなく、少人数のグループワークを行いました。食文化から国を分析するというグループワークでは、研究成果をプレゼンテーションしました。
この講座を通じて、地理学の内容はもちろん、プレゼンテーションスキルも身に付いたように感じます。
▶質疑応答
Q1.学部の勉強をしながら教職課程をとるのは大変そうですが、実際どのような感じですか?
教員免許を取らない学生と比較すると、より多くの授業を受ける必要があります。また私は通常所沢キャンパスにいるため、教員免許の授業が行われている早稲田キャンパスに移動するのが大変に感じることはあります。
しかし、しっかりと計画を立てていけば誰でも目指すことができると思います。
私は普段、西早稲田キャンパスに通っていますが、早稲田キャンパスに向かう際は大学のバスを利用しています。
タイミングをつかむのが難しいですが、授業間隔に余裕をもっておけば問題ないと感じています。
Q2.レポートは手書きですか?また、字数はどのくらいですか?
社会科学部のレポートについてお伝えします。私が書いたレポートは最大でも3000字くらい、ほとんど1000~2000字くらいです。
手書きではなく、パソコンで書くことがほとんどです。
パソコンで書くレポートもあるし、実験の時は授業中に手書きで提出することもあります!
字数は約2000~3000字のものが多いです。
(補足)学部や教授ごとに差があるので、あくまで参考程度の数値です。
▶学生スタッフからのメッセージ
大学生活は自分の時間を思う存分使える貴重な期間です。そのため、自分に合った大学を選択してほしいなと思います。その際に本大学を選んでもらえれば嬉しいです。
高校生のみなさんの今後の高校·大学生活がより充実することを願っています。
以上で第5回「〇〇学部でできること!」のトークライブを終了します。最後までお付き合いいただきありがとうございました。
▶オープンキャンパス当日の様子
トークライブ企画の他、希望者の方に向けて学生スタッフが個別に対応する【個別相談会】や受験や大学生活に関する【資料展示】を行いました。
【トークライブ企画】
【個別相談会】
【資料展示】
▶トークライブ各回の概要記事の紹介
以下のリンクから読むことができます。
第5回 「○○学部でできること!」 (本記事)